禁煙補助剤（チャンピックス）の供給停止により、現在、禁煙補助剤による禁煙治療は一時中止しております。
（大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますようよろしくお願いいたします。）

喫煙は、肺がん・肺気腫・心筋梗塞・動脈硬化などの原因です。

又、副流煙により家族・友人の健康まで損なってしまいます。

禁煙したいけど、どうしても止められない方がいらっしゃいますがそれは、ニコチン依存症という病気の為なかなか禁煙出来ないのです。

2006年4月から禁煙治療が保険適応される事になりました。
これは禁煙を単なる習慣や嗜好と考えるのではなく、ニコチン依存症という病気ととらえ必要な治療を行うという考え方です。

当院においても2007年6月から「禁煙外来」を開設致しました。

治療は一定の条件を満たした喫煙者ならどなたでも受診出来ます。

　ＴＤＳ（TabaccoDeperdenceScreener）とは？

　1：吸うよりも、ずっと自分が多くタバコを吸ってしまう事がありましたか。

　2：禁煙や本数を減らそうと試みて、出来なかった事がありましたか。

　3：禁煙したり本数を減らそうとした時に、タバコが欲しくてたまらなくなる事がありましたか。

　4：禁煙したり本数を減らそうとした時に、次のどれかがありましたか。
　（イライラ、神経質、落ち着かない、集中しにくい、憂うつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手の震え、食欲又は体重増加）

　5：4で伺った症状を消すために、又タバコを吸い始める事がありましたか。

　6：重い病気にかかった時に、タバコはよくないとわかっているのに吸う事がありましたか。

　7：タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっても、吸う事がありましたか。

　8：タバコのために自分に精神的問題が起きているとわかっていても、吸う事がありましたか。

　9：自分はタバコに依存していると感じることがありましたか。

　10：タバコが吸えないような仕事の付き合いを避けることが何度かありましたか。

禁煙外来は初診時を含めて5回、3ヶ月間のプログラムが通例です。

1. 初診時（次回2週間後）
2. 2週間後（次回1ヶ月後）
3. 6週間後（次回1ヵ月後）
4. 10週間後（次回2週間後）
5. 12週後

上記の通り初診の次の受診は2週間後になります。

尚、注意点として、一般的に禁煙開始日は受診日から数えて8日目あたり推奨しております。8日目あたりから禁煙補助薬の効果が出始めるためです。

2回目・3回目と副作用がない事を確認しながら、徐々にチャンピックスの量をあげていきます。

尚、価格ですが、5回トータルで12000円～20000円が一般的になっております。初診時は3000円～4000円が多いです。但し、検査内容や自己負担額によって幅があるため金額が前後することをご了承ください。